「関敏展」(国立・ギャラリー岳)

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月がかわった。3月のアクセス数46,006。一日平均1,484人(前月+129人)。ありがとうございます。


午後、ギャラリー岳へ。数ある国立の画廊の中で一番の老舗だ。


そこで今日初日なのが「関敏展」。

関敏先生は石彫家。国立内外に多くの大作を持つ。天神様の座牛が最も目に触れやすいかな。


木彫家の関頑亭先生の弟。時に「硯亭(けんてい)」を名乗ることもある。


頑亭 vs 硯亭


石彫家で硯も多く手がけられるのでその意味もあり、また「賢弟」の洒落でもある。


今回の展覧会は彫刻ではない。1950年代前半のクロッキーやデッサンを集めたもの。



先生は今年で御年82歳だから、20歳前後からの作品からある。油絵も何点か。でもなんか風合いが・・・。


それ、ベニヤ板なんだよ。そのころのキャンバスと言うのが当たりハズレがあってね。描いてる途中で伸びてきちゃったりしてね。それがいやでベニヤ板をよく使ったんだよ。


そんな時代の創作のご苦労をうかがううちに、昭和20年代30年代の国立の喫茶店事情の話になり、面白かった。


作品数は20数点。若いときの作品だけに伸びやかなスピード感が感じられる作品が多かった。


石の彫刻も一点だけ。ほぼ原寸大の鳥の像。下の本の表紙とほぼ同様のモチーフ。


石に聴く


表紙画像をクリックしていただくと、敏先生の詳しいプロフィールに飛びます。


「関敏展」


国立東・スポーツクラブ「ルネッサンス」向かいの「ギャラリー岳」にて。


4月7日(土)まで<今日の一句>

若描きと 笑う眸に 春の風

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