手すり設置「ナチ」の謎


今日は定休日。懸案の作業が出来る。


玄関の手すりの設置だ。


開店して想定外だったのがご高齢のお客様の多さ。古い日本家屋の段差に難儀をされる場面もあったので気になっていた。いや僕自身も十分に肢体不自由なのでちょっと不便していた。


そこで、まずは入って右側の柱に木製のがっちりしたものを設置。



ホームセンターにて購入。


商品名「ころばん棒」。以前、洗濯機で「からまん棒」ってのがあった。オヤジギャグの発信者と言うのは得てして発言力が強いものなのであるな。


さて問題は反対側。作り付けの下駄箱があるのであまり大きいものは設置できない。創意工夫でカバーするしかない。


そこでこいつの出番。



ステンレス製のタオル架け。使ってないのがあったのでそれを活用することにした。


使ったツールは下の画像のとおり。



タオル架けはそのままでは長すぎるので金ノコでパイプ部分を20センチにカット。短い分だけ強度的に安心だ。


ステンレスのままでは冬には触ると冷たいのが不愉快なのでパイプ部分にビニールホースをかぶせることにした。18ミリ径のものを20センチ。ホームセンターで切り売りしてくれる。


サイズ的にキツキツなのでドライヤーで暖めてホースを延ばした上でCRC556を使用してようやく押し込んだ。


それを電動ドリルとドライバーで設置。出来上がりは下の画像。なかなかのものでしょ。




よく「ハンドルを握ると性格が変る」と言う人がいる。僕は電気ドリルを持つと性格が変る。ドリルに限らず工具を持つとアグレッシヴになる。


ところで僕愛用の電動ドリルは釣具メーカーでもあるリョービ。そしてドリルの「キリ」は「ナチ」というブランドだ。



変な社名だが、以前雑誌「宝島」に社名の由来が載っていた。戦前、創業者が工作機械研究のためドイツに留学中に国家社会主義ドイツ労働者党、通称ナチスに入党していたことに由来するという。


うそ。冗談でもそういうことは言わないように。特にヨーロッパでは。


本当は創業者が「重巡洋艦 那智」のファンだったからだそうである。つまりそもそも・・・・。


いや、「重巡洋艦 那智」なんて言っても喜ぶのはトニー・セイントとTANU2くらいだからこの辺にしておこう。




明日は平常どおり営業します。手すり、安心してお使いください。小咄「棚」と違って実際に使えます。今日、僕が何度も実験しているから大丈夫。



あ、いつの間にか100万アクセス超えました。いつもありがとうございます。





林静一現代美人画展“読む”」


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