西多摩アートめぐり

昼食後、西へ。


五日市線「秋川」駅前、マールポロ通り沿い。



綜藝舎ギャラリーで本日最終日の「冬の帽子展」へ。


関民帽子アトリエのお弟子さんたちのグループ展。



故・関民(せきたみ)先生はかつて国立におられた帽子作家。国立学園の並びでまるで絵本から飛び出してきたような可愛らしい帽子の店(&教室)を40年以上営み、多くのお弟子さんを育ててきた。国立の長老にして「市宝」・彫刻家の関頑亭先生の奥様でもある。


「帽子も町の景観の一部」が持論だった。でも僕に言わせれば民先生ご自身が町の景観の一部だった。ヴィヴィッドでキュートなファッションで町を闊歩し楽しませてくれた。明るく優しくかわいい人だった。


僕も親しくさせていただいていた。カラオケや句会でご一緒したこともあった。


「あなた、痩せてイケメンになったじゃない」とからかわれた。「わたしネ、昔、あなたのおばあさまにずいぶんかわいがってもらったのよ」と言われたこともあった。孫すら可愛がることのなかった孤高の祖母が、と、にわかには信じがたく、「可愛がられた」は相撲部屋のそれではないかと心配もしたのだが、後輩(町内の)に親切にするような心根があの祖母にもあったとはうれしく、いずれその辺をじっくり伺おうと思ったら旅立ってしまわれた。


僕が入院中だった2010年の暮れに亡くなられた。年明けの2月末の葬儀の葬儀委員長はその半年後、国立市長となるガマさんだった。在野での最後の大仕事だった。嵐山光三郎先生とお弟子さん代表が弔辞を読まれた。


綜藝舎ギャラリーを辞したあとは五日市線青梅線を乗り継いで立川へ。



多摩信用金庫本店ギャラリーで本日初日の「創土会」展へ。



旧知の洋画家・知久正義先生が参加のグループ展。100号クラスの大作を5点出展。いつもは多摩川の川原など風景画が多いが、今回は山百合の花の大アップがあってびっくり。


「本当はこういうのも好きなんですよ」


とのこと。


帰途は徒歩でテクテクと。



帰宅後、珍客3件。



まずは明後日、当館で演劇公演をしていただく「演劇企画くすのき」の高塩景子さんが来られてライティングの打ち合わせ。あらたアイディアも飛び出し思わずひざを打つ。なるほどそのほうが「民家感」が生きる。おもしろくなるぞぉ。明後日が楽しみ。


あと2件の珍客については明日。



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