ツレが都内の行き慣れないエリアに行くというのでアクセスをレクチャー。山手線について説明をするうちに、「山手線魔法陣」説の話になる。
昔からそういう替え歌があるのか、新宿の某ヨバドシカメラ(仮名)のオリジナルなのかは知らないが、
「丸いミドリの山手線、真ん中通るは中央線」
という歌がある。
「無能の人」こと助川助三氏も歌ってる。
元歌はアメリカの愛国歌「リパブリック賛歌」。
この山手線が「大極陰陽図」を表しているという説がある。
「大極陰陽図」っていうのはこれね。
宇宙の構造を表しているらしい。
いや山手線そのままというわけではなくて、「丸いミドリの山手線」に「真ん中通る」中央線を入れると、「大極陰陽図」になるんだって。
つまりこういうことらしい。
まずは山手線の路線図ね。
これに中央線を加えると、それが丁度「大極陰陽図」を90度傾けた形になるという。つまり荒ぶる地霊を鎮めるために「大極陰陽図」にもして都市づくりをしたというのだ。
つまり下の感じ。
左の図の右側の極の赤い丸は皇居。左の青い丸は皇室の葬儀場である「新宿御苑」。
なるほど確かに「大極陰陽図」だ。これが将門をはじめとする荒ぶる地霊を鎮めているんだなぁ。
山手線が「丸」ならね。
閉じた「環状」にはなっているけど、「丸」、「円」にはほど遠い。
実際の地図上を山手線をグリーン、中央線をオレンジでなぞるとこんな感じ。
想像以上に長細い。右の丸が皇居、左の丸が新宿御苑、
地図を消してモノクロにしてみよう。
どう考えても「大極陰陽図」には到底見えない。どう見ても半焦げのタイでしょう。
それか、抜けかけた虫歯みたいでしょ。
とそのような話が終わらないうちに、僕の長口説に呆れたツレは出かけてしまったので、一人さびしく「恋の山手線」を歌った。
大口開けて歌ってると、寒風が虫歯に沁みるぜ。
そして、
こっちは3分29秒から。感動。
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