環境フェスタ

 今日は一日うす曇で雲が低く肌寒い一日だった。

 朝、寝ぼけまなこでコーヒーを飲んでいたらツレ(「ツマ」改め)が、

「じゃ、行ってきま〜〜す」

 という。「いずこへ?」とチャーリー浜調で問えば「環境フェスタ」へとのこと。

 
 10時半、「ケロロ軍曹」が終わって、うちにいてゴロゴロしていても仕方ないので、長女・花子(仮名・小5)、次男・三吉(仮名・小2)を連れて行ってみることにした。

 正式な名称は「第6回 環境フェスタくにたち」

 会場は市役所となりの谷保第四公園。大変な賑わいだった。知り合いがたくさんいて、挨拶をしながら歩いているようだった。その知り合い、すべて主催者側。駅舎保存の赤い三角屋根の会、桜守、自然と文化を守る会、商工会婦人部、国立料飲組合等々。

 フリー・マーケットもずいぶん出ている。楽しそうだなぁ。久し振りに出店したくなってきた。僕はものを買うことにはほとんど執着が無いのだけど、ものを売ることにはもの凄く執着がある。というか、お店屋さんごっこが大好きなのだ。

 チャリティー・オークションもやっていた。なにやら上品なセリ声が聞こえてくる・・・・。嗚呼!! 仕切りてぇ!!

会場でツレに出会う。胸に「実行委員」のバッチがついている。ああ、スタッフだったのか、知らなかった。


 夕方、帰ってきたツレから声がかかる。

 「夕焼けがきれいよ!」

 デジカメを持って屋上に上がってみると、遠く富士山とそれを取り巻く厚く低い雲が朱鷺色に染まっていた。


 うちがその昔、銭湯だったのは何度か書いたとおり。今、僕が住んでいる場所でやっていた。「富士見湯」という屋号、看板に偽りがないのは、下の写真でお分かりいただけるだろう。