家族展4

うららかな一日。


今日は「家族展4」で表参道の「アートスペース・リビーナ」へ。今日が最終日。


言うまでもないが、家族展といってもうちの家族ではない。当家ではお他人様にお見せするものなど何もない。


林家の家族展だ。


ご当主は林静一さん。今さら言うまでもないが、現代美人画の第一人者だ。「小梅ちゃん」のデザインでも知られている。


奥さんの節子さんは染織作家。我が家のマフラーのほとんどは節子さんの作品だ。軽くて暖かくて、何年経ってもヘタらない。


長女・るいさんは、RRRTOYという名前で、絵本や人形やクラフト作品をてがけている。
 

次女の麻生さんはイラスト。


ご家族挙げてのアート展なのだ。一年おきの開催で今回で4回目だという。我が家は第一回目から伺っている。林家の皆さんは優しくて大人なので、我が家はいつも甘えてしまっている。


今日は都合により、僕と長女・花子(仮名・小5)、次男・三吉(仮名・小2)の三人で行った。「大きくなったわねぇ」とビックリされる。第一回のときベビーカーに入っていた三吉が生意気な軽口を叩く小学生になったのだ。


るいさんの作品が面白い。特に人形がいい。どことなく東欧の香りがする色とデザイン。

花子に、「どれが一番可愛いと思う?と聞くと赤毛のアンか恋のインディアン人形のような感じの少女の人形を指差す。珍しく意見が一致。僕もその人形に目をつけていた。そんなわけでその子が晴れて我が家にやってくることとなった。


るいさんのオリジナルカレンダーもすごく可愛い。それはリビングにかけることにした。