お祭りの日

banka-an2007-09-23

いやはやなんとも落ち着かない一日だった。

お祭りだったのでね。仕事をしていても、マスオさんに頼まれた頑亭先生の企画展の公式サイトつくりをしていても、昼寝をしていても、エンドレスで祭囃子が聞こえてくるのだ。どうも腰が落ち着かず、出たり入ったりしていた。一人だったり次男・三吉(仮名・小5)を連れていたり。公式発表としては「祭は嫌い。日常が好き」だったんだけど。

縁日の露店の食い物は不味い。だけど美味い。実にまずうまい。近隣某国の食品の安全性に関する議論などを無力化する強力なパワーを持っている。

雨水を吸い込んだ「じゃがバター」が美味い。脂肪分、塩分、と普段控えているものを大量に摂取する背徳の甘美・・・。ダイエットも今日だけはお休み。ラムネ味のかき氷を食べた三吉の口がコバルトブルーに染まる。

同じ町に住んでいながらぜんぜん会わないのだけど、お祭になると会う人がいる。エッセイストの羽生さくるさん。お子さんももう大きくてご夫婦で来ておられた。子どもづれじゃなくても来る。相当、お好きなようだ。

作家の亀和田武さんともたましんの前ですれ違う。2年ぶりくらい。国立での坪内祐三さんの講演会以来。相変わらずダンディ。上記・頑亭先生の企画展のご案内をする。


夜も更けて祭りも終わった。祭囃子にかわって秋の虫が賑やかだ。明日からは大好きな「日常」が戻ってくる。ダイエットも再開しよう。11月の天下市まではね(ニヤリ)。