関頑亭企画「墨は活きている」展のお知らせ

banka-an2007-10-05


本日は業界筋某パーティーの代打ちで都内某ホテルへ。

内田樹鹿島茂康芳夫甲野善紀櫻井よしこ佐藤優佐野真一関川夏央橋本治藤原新也藤原正彦(敬称略・五十音順)等々お歴々がいらっしゃるのを遠目に見ながらこそこそと飲み食い。

あ、やっと知っている人がいらっしゃった。写真家の田沼武能先生だ。田沼先生こんにちは。いよいよ「墨展」ですね。

「ええ、今日やっと納品しましたよ」

いやー、楽しみですねぇ。

「いやいや、こちらは恐ろしいよ(笑)」


世界中で展覧会を開かれている田沼先生が「恐ろしい」と語る展覧会・・・。それが11月1日から開催されるのだ。しかも国立で!!

その名も「墨は活きている」。国立を代表する文化人・関頑亭先生の企画展、米寿記念の特別興行だ。とにかく頑亭先生ゆかりの文化人が大集合し、「墨」をテーマに書画を披露するのだ。

頑亭先生の「開催の辞」に曰く、
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「墨に五彩在り

墨の色は単なる黒ではなく、黒く濃ければ良い訳でもない。例えばカッターのようにただ切れれば良いということではなく、刃に刃味(はみ)があるように墨、筆にも書き味というものがある。刃物はその切れ味を味わいながら、ものを形づくり、筆はその書き味を味わいながら線を描くものである。墨の中に五彩をみるということは淡墨から濃墨に至る間に自分の彩(いろ)を発見するということである。 」
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出品者が凄いよ。曰く、嵐山光三郎大内延介、甲田洋二、坂崎重盛、関 頑亭、田沼武能常盤新平、中村乃武夫、野村万作、林 静一、平田暁夫、南 伸坊、安田真一(五十音順)

人気小説家が、コラムニストが、皇室御用達デザイナーが、プロ棋士が、人間国宝狂言師が、人気イラストレーターが、日本を代表する写真家が、「墨」をテーマに頑亭先生の下に集合したのだ。

11月1日から7日まで西友7Fの「エソラ・ホール」(東の、じゃないよ。駅前だからね)にて開催。詳細は、「墨は活きている」展公式サイトにて。 ←←クリック!!

これは、はっきり言って、国立で史上最大の美術展になるだろうと思う。ぜひお越しください。