北冬書房「幻燈9号」発刊記念新年会

今日は夕刻から目黒へ。年末に鶴澤寛也師匠にいただいた「雪中梅」をぶら下げて。

つねに先鋭的な漫画を発刊し続けている北冬書房の店舗である「万力のある家」。の新年会。「幻燈9号」の発刊記念会も兼ねる。

BAL 展

ちょっと遅れていったらすでに、編集長の高野慎三さんをはじめ、執筆陣も集まり宴たけなわ。もともとが書店なので、その平台をベンチにしての大宴会。ほぼ終電まで。それぞれ持ち寄りの美味しいお酒をいただいた。つまり「それぞれ持ち寄りのお酒」というのは俗に言う「チャンポン」というヤツである。

三鷹在住の友達と一緒に井の頭線に乗ったまではよく覚えている。吉祥寺でJRに乗り換えたあたりはおぼろげ。

「座ったら乗り越すから座っちゃ駄目だよ」といわれ「だいじょぶだいじょぶ」と応えたのはぼんやり覚えているのだけど、次の記憶は終点の八王子にいる自分であった。登り電車は当然終わっている。


年末もこんなことがあった。その時は日野だったので歩こうと思ったが(結果的にはタクシーを拾えた)、今日は八王子。さすがに歩けない。行列覚悟でタクシー乗り場に走った。

行列だった。 タクシーが。

並ばずに即、乗れた。運転手さんにそのことを言うと、日野駅はタクシー乗り場が狭くて台数が少ないので、もし電車で乗り過ごした時は八王子まで行っちゃって八王子からタクシーに乗ったほうが、(もちろんお金は余計にかかるけど)早く家に帰れることを教えてくれた。

とまあ、快活な運転手さんと愉快な旅路だったのだが、日野バイパスで異変。タクシーがスピード違反で捕まってしまったのだ。それほど飛ばしているとも思えなかったのだが。

結果、結構時間を食ってしまった。しきり恐縮する運転手さんを「急ぐ旅じゃなし、いいですよ」を慰めて、家に着いたのは2時近かった。