「国立訪八団」北へ(10)  洗心美術館開館祝賀パーティー

〔5月23日の日記 その10〕



  龗神社


 
機種によっては読めるかも。


さて、八戸随一のホテルの大宴会場で洗心美術館開館祝賀パーティーとなった。

新鮮なお刺身はもちろんのこと、八戸の名物料理「いちご煮」や「せんべい汁」も振舞われて大満足。八食センターに行かれなかった不満足も吹っ飛んだ。

まさしく「万感の思い」いっぱいに謝辞を述べられる小坂館長の純情に胸を打たれ、目頭が熱くなる。にこにこと満面の笑みの関頑亭先生のお姿にも「よかったなぁ」と思う。

乾杯の発声はエッセイストの三宮麻由子さん。さらに鳥寄せの名人である三宮さんは余興に野鳥の鳴きわけを披露。やんやの喝采


国立訪八団代表のスピーチはガマさん。

そうそうガマさんといえば、ガマさんが会長を務める「国立市社会福祉協議会」が発行した「Kuni☆Teen's」の表紙を、長女・花子(仮名・高2)が描かせていただいたのは先日お知らせしたとおり。

この「Kuni☆Teen's」先日YAHOOニュースで取り上げられた。そのうち消えちゃうので、どうぞクリックしてご覧下さい。

もし消えちゃったら、こちらのサイトへ。多分、こちらは長持ち。


閑話休題。ここからは余興タイム。国立訪八団は芸達者が多いぞ。

先鋒はもとS英社の敏腕編集者だったTさん。学生時代はコーラス部で鳴らして歌がメチャメチャうまい。

歌ったのは城ノ内早苗のカヴァーでも知られる名曲「この街で」。



実はこの曲、三宮麻由子さんの作曲(新井満氏と共作)。松山のペンクラブの総会で即興で作ったそうだ。

国立訪八団は芸達者が多いぞ。


Tさんはこの歌をアイ・ジョージばりの甘い低音で歌い上げた。これはそうとうなんというか・・・。 「この声はそうとうナオンを泣かしている声だ」って誰かが言っていた。誰だったけかな。俺かな。

ぜひ今度は「硝子のジョニー」を聞かせてください。



なんだったら明日でもいいです。


続いては多摩ディラン。カラオケ係の僕に「襟裳岬」とのご注文。

慌てて歌本をめくる僕に「森進一バージョンじゃなくね」と声がかかる。


ってことは島倉千代子バージョンか!?



もちろん、吉田拓郎バージョンである。

いいなぁ・・・。打って変わってこちらは「男を泣かす高音」だ。


これら名人芸の他にも、僕の文章力ではとても再現できない不可思議な超絶芸があったりして、場内は最高潮。


でも、隣の席のタケちゃんと何度か顔を見合わせた。


「ここ、どこだっけ?」 「うーーーーーん・・・」


なんか北の街に来たと言う感じが全然ない。いつものように国立でみんなで騒いでいるような、そんな錯覚をしてしまうのだ。


〔明日に続く〕