非常のライセンスについて その2


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そういうわけで「非情のライセンス」、もとい、「非常のライセンス」の取得に行ったのである。頭の中には勇気と元気を鼓舞してくれる「非情のライセンス」のテーマミュージック。



だからこっちじゃないって。それにしても初音ミクより無機質なんて、野際さんは偉大だ。


こっちね。



うーーん、かっこいいなあ、天知茂



でも気が重い。


いや、別に重くない。こういうの嫌いじゃないし、認知面での後遺症の検査と思って気楽に受けている。


重いのは「気」じゃなくてかばん。3冊あるテキストが異常に重いのだ。



ほとんどの受講者は当日、受付と同時に会場で買うのだけど、僕は先月同じものをツレが受けているのでそれを譲り受けて家から持っていったのだ。


紙が良すぎるね。それともっと判型も小さくてよい。レイアウトの精査と記述の重複の防止だけでページ数もずっと減らせる。うちの職場でこれを作ったら始末書ものだな。


会場は「立川防災館」。


エリアは立川駅から車で北に10分ほどの再開発地域。とにかくだだっ広い。まわりは市役所や警察署や裁判所、国立病院など。それでもまだまだ遊休地は多い。有事の際に首都機能を移せるようになっているのだ。


きれいに整備されただだっ広い街区に人がほとんど歩いていない。ソ連時代のレニングラードとか、平壌のような印象。


いや行った事がないところにたとえちゃいかんな。うーーん、つくばの学園都市がちょっと近いかな。


なにしろもとは軍用地だったエリアだから(自衛隊とか駐留米軍とか帝国陸軍とか軍需工場とか)、広さのレベルが地方とは、もとい民間とはレベルが違うのだ。

※蛇足を承知で説明すると「地方」とは、「民間」を指す軍隊用語である。


ひときわ立派な建物があった。最新のインテリジェントビルか高級マンションのよう。こういう立派なところに住みたいなあ、無理かなあと思ったら拘置所だった。・・・・努力次第だな。



「立川防災館」は「立川拘置所」の向かい。「立川消防署」のとなり。防火防災思想プロパガンダのための施設で、家族で楽しみながら防火防災を学べるようになっている。地震体験室などもある。消火ゲームなどもあるらしい。


4階に研修施設もあって、そこで僕たちは講習を受けたわけである。


トイレからの景観を見よ。航空消防隊の基地である。



見せちゃっていいのかなあ。防火防災も大事だけど防諜も大事ですぜ、って俺が言うのもなんだけど。特に左下に注目。消防ヘリの一部が見える。



講習は二日間。朝の九時から17時までびっしりある。休み時間は一時間に10分、昼休み1時間と結構ある。建物内は禁煙なので(そりやそうだ、防災館で火事を起こしたら洒落にならない)、愛煙家の皆さんは教室と、唯一の喫煙スペースの玄関前との往復に忙しい。


講師はいかにも消防庁OBのおじ様方。全員男性。何しろ毎日やっているのでやけにトークが練れている。時折はさむジョークなども燻し銀。伝統芸能の趣さえある。


昼食は仕出し屋さんの幕の内。妙にうまい。若いころ良く食った「出張校正弁当」を思い出した。



でも一日目だけで結構疲れた。帰るころにはすっかり意気消沈。頭の中には「非情のライセンス」、燻し銀のエンディングテーマ「昭和ブルース」が流れていた。





<今日の2句>


人気(ひとけ)なき 軍都を歩く 夏日かな


軍都往く 漢(おとこ)の汗や 燻し銀





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