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今日は出勤の土曜日。
天気はいい。これは天が「展覧会に行け」って行っているようなものでしょう。今日を「アートめぐり」の出初としよう。
この年始は見たい展覧会が目白押しだ。その中でどれにいくか。
やはりこれだな。シノワズリスト(中華趣味者)としてはこれは避けられないな。
上野の国立博物館平成館で開催中の「北京故宮博物院200選」。特に今回は門外不出の秘宝「清明上河図」が特別公開されている。そして都合の悪いことに空海展でも法然・親鸞展でも設定のあったフライデーナイトミュージアムがない。毎日5時まで。
でも僕がいけるのは土曜の今日でも4時ごろ。そしてネットで調べたら「清明上河図」の展示室は150分待ちだという。
4時に着いて150分待ちで5時閉館。これは「見られない」ということである。これは初手からあきらめ。まあ北京に行ったときに見ればいいや(行くのか!?)。大体150分も並んでまで見たいものは僕にはない。
「国芳」にしよう。六本木ヒルズの森アーツギャラリーに向かった。
「歌川国芳没後150年展」。行ってみたら行列。この年末年始、特集番組も組まれたしCM]も流れたらしいしからね。
どうしようかなと思っていたら、係りの女の人が「歌川展は15分待ちで〜す」とアナウンス。
これで腹を括った。15分も並んでまで見たいものは僕にはない。
それに「歌川展」というのが気に入らない。「国芳展」でしょう、それを言うなら。「歌川」はたくさんいるんだから。寄席で「今日のトリは三遊亭です」っていうようなものであろう(たとえがわかりにくい)。
くるっときびすを返し地下鉄日比谷線の駅へ。
二駅で恵比寿。ここにも行きたい展覧会があるのだ。
都築響一展「暗夜小路 上野〜浅草アンダーグラウンド・クルーズ」
有名なアート専門書店「ナディッフ」の地下ギャラリーにて。
ご存知、編集者であり、木村伊兵衛賞写真家である都築響一さんの個展だ。
俗な言い方だが、今、上野〜浅草が面白いらしい。しかもその「アンダーグラウンド」が。六本木や青山はもちろん、池袋、新宿でも醸成されないような土壌とカオスが育ちつつあるらしい。
いわく、ニューハーフ、デスメタル、極道ファッション、ふんどしバー、そしてリアルなラブドールなどなど。
僕が一番衝撃を受けたのは専門工房「オリエント工業」のラブドール。つまり昔で言うダッチワイフ。現物も置いてあったけど可愛いんだ、これが。可憐で。しかも手触りが・・・・、いやここでは感想は述べまい。
興味のある方は同社のサイトをごらんください。 ←クリック。カタログ、圧巻です。
あと「女装子(じょそこ)図書館」。女装愛好家たちが「禁酒・禁煙・禁欲」で明るく健康的にコミュニケートする施設。楽しそう。
都築さんの作品の素晴らしいところは、それら被写体へ愛とリスペクトに満ちていること。写真もそれに添えられた文章も。
いやいや勉強になりました。もう明後日が千秋楽。間に合ってよかった。六本木でマゴマゴしてたら見損なうところだった。<今日の1句>
地下室で 女神に会いし 今日、出初め
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開催中「石子順造的世界・展」は2月26日まで。