今日は都議選。
自慢じゃないけど、で始まる話が自慢話なのは「夕焼け番長」の昔からかわらない。
選挙権を得てから30余年。ただの一度棄権をしたことがない。勉学や仕事では棄権続きだったけどね。
それがちょっと自慢。
よく、「俺が一票入れようと入れまいと大して変らない」という人があるがそういうものじゃない。そんな理由で投票に行かない人は政治や社会に対して意見や文句を言う権利は無い、とさえ思う。
ただ、「“俺が一票入れようと入れまいと大して変らない”は負け犬の思想」という人があるが、それには与するものではない。
犬に失礼である。
野良犬も飼い犬も、地球にわずかに残る野生の犬も、きびしい世界を生き抜くために必死に努力している(それが本能によるものにしても)。
選挙は政治について世の中について考える貴重な機会だと思う。試験前しか勉強しないタイプの怠惰な子どもだった僕にとっては特に。自分が死んだ後はどうでもいいのだけど、とりあえず持病があって長生きではないだろう僕が生きている間の社会を託していい人を本気で考える。時間だけは限りなくあるので選挙公報を、まるでダービーの日の競馬新聞のように吟味する。赤エンピツで線引いたりして。 ○とか◎とか▲とか△とかつけたりして。
うちの子等も上の二人はすでに選挙権がある。
彼らにもかならず投票に行くよう言っておいた。どんな放埓も自己責任の範囲で何ら干渉するものではないが、棄権したら勘当だと。
すると誰に投票していいかわからないという。
そんなはずはない。真剣に考えればわからぬはずはない。その程度の教育は受けているはずだ。
そんなことを話していたのが昨日。
今朝、いつものように「がっちりマンデー」にあわせて7時半に起きると、すでに長男・虎太郎(仮名・23歳)は朝一番で行って来たという。
長女・花子(仮名・20歳)は昼まで寝てぐずぐずしていたらしいが、夕刻、ツレに首根っこを掴まれて投票所に放り込まれたという。獅子はわが子を千尋の谷に落とすというが、ツレはわが子を公民館地下ホールに放り込む。
あとで聞けば花子は「顔で選んだ」という。虎太郎は「字画で選んだ」という。
まあ、なんでもいい。自分が入れた人、入れなかった人がどういう仕事をするかには注目してくれたまえ。矛盾するようだが、君らが誰に入れようが大して変らない。
さて、こんばんは開票速報番組。それこそ、「俺が見ようが見るまいがなにも変らない」のだがつい見てしまう。
明日起きるのがつらいから早く寝ればいいのに・・・・。選挙、好きなんだよなぁ。
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