はたらく消防の写生会作品展

明窓浄机館へ。今日まで開催の「第64回はたらく消防の写生会作品展」。立川警察署管内の小・中学生を対象とした「はたらく消防の写生会」。





数百台の消防自動車の迫力。僕がいた時間中も多くの親子連れが来られていた。100円でドリンク付きはお得。



実は僕も描いて出品したことがある。小学校低学年の時。学校ぐるみの参加で校庭に消防自動車が来てくれてみんなで写生した。



そうしたらなんと学校代表のひとつになったのだ。



選んだのは図工(美術)の先生で、担任の先生は面と向かって「なんで選ばれたかわからない」といい、さらには「なぜあれがえらばれたかわからない」と方々で公言した。



ちなみにこの先生は僕に大切なことを教えてくれた大恩人だ。



当時は子どもが多い時代で、遠足のバスに一席足りなかったことがあった。その時、先生は行きも帰りもずっと僕とF君を一つの席に座らせた。そして窮屈な格好で悶えて乗っている二人をニヤニヤと嗤った。



クラスでは僕とF君が先生に疎まれていた。理由は分かっているのだけど、ここには書かない。



体育の授業のドッジボールのとき、零れ落ちたボールをクラスでもちょっとのんびりしている女の子のNちゃんが拾った。そうしたら敵方陣営に参加していた先生はNちゃんに「ほらN、それよこしな」と言って手を広げた。のんびりしていて人を疑うことを知らないNちゃんが素直にボールを渡すと先生は「へへー、だまされた」と言ってNちゃんにボールをぶつけて高らかに嗤った。



頭が禿げていることを気にしていて、それを子どもが言うと「人の身体のことをいうのは一番いけないことなんだ!!」と言って烈火のごとく怒った。そのくせ生徒のことを出っ歯とかデブとか平気で言ってへらへらと嗤った。




突然電話がかかってきて「なにかうちの子が!?」と焦ったら何やら商品を勧誘されたという話も聞いた(これは伝聞)。



それまでの僕は小百合幼稚園で、優しい先生方に育まれて育った。叱られたことも数多くあるが、その叱責は公正で公平だった。



それが小学校に入って、大人にはずるい人もいる、卑怯な人もウソツキな人もいることを身を持って教えてくれた。おかげで健全な猜疑心が育まれ、大きなやけどを負うこともなく五十路を超えた。



大恩人である。



それはともかく消防の絵。学校の学年代表となってて渋谷の都立児童会館に飾られたのだ。なにか賞をもらったような気がする。



その作品? もちろんまだとってある。はずがないでしょう。46年たっているのに。



記憶しかないんだけど、児童会館に飾られた作品は他の選ばれた作品たちと見比べるといかにもみすぼらしく剥がして帰りたくなったのを覚えている。たしか家族で見に行ったのだが、家族は仕方ないとしても、現地で当時新婚の叔父叔母に会って、作品を見られるのがとんでもなく恥ずかしかった。



それ以来、学校の授業以外では、絶対に人前で絵を描かない。



と言いつつこのところ立て続けに自作の絵をアップしてるんだけどね。


以下クリックすると拡大します。←だれもしないよ。












つまり先生が正しかったのだ。



そんな大恩ある先生。僕らが中学にはいったころ先生の発案で「囲む会(謝恩会)」が企画された。


恩知らずな僕は「欠席」に丸をつけた。そうしたら他の人もほとんど欠席で流会になったんだって。


つまり「謝恩会」が「忘恩会」のなっちゃったんだな。



あとから聞いたら僕よりひどい扱いを受けた子もいたらしい。A君もその一人で、後に、



「あいつはクソだ!!」


と憤っていた。


いやいくらなんでも「クソ」は失礼だろう、とたしなめると



「たしかに失礼だった」と反省してくれた。



「クソに失礼だったよ」


「クソは畑でコヤシになるがあいつは芸のコヤシにもなりゃしない」



A君がその後、芸人になるということは無かったがなかなかうまいことを言う。しっかり芸のコヤシになってるじゃん。



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