阿佐ヶ谷 「セシウムと少女」試写会

昼、阿佐ヶ谷へ。


滅多に行かないけど好きな町。


先日は朝日新聞で知り上げられて、うちで陶芸展を開いてくださった三橋乙揶さんのコメントが載った。阿佐ヶ谷での漫画家修行時代のことが語られた。その内容はこちらのデジタル版をご覧ください。←クリック。


その頃のエピソードは師・永島慎二氏によって漫画化されNHKでドラマ化もされた。



三橋さんの役は下條アトム氏が演じた。


2007年には「嵐」主演で映画化された。監督は犬童一心氏(僕と高校で同期。面識はない、っつーかこちらから一方的に知ってる)。三橋さんの役は大野智さんが演じた。


阿佐ヶ谷の路地は妙な味わいがある。チェーン店がほとんどない。


今日の行先は「阿佐ヶ谷ユジク」。


旧知の「ふゅーじょんぷろだくと」社長・才谷遼氏の初監督・プロデュース作品「セシウムと少女」の試写会。



入口の路上で才谷さんとばったり。会場前にはこれまた旧知の宣伝プロデューサー・細谷隆広さん。細谷さんは「シュトルム・ウント・ドランクッ!」の宣伝も手掛けられた。



才谷監督・プロデューサー、撮影の加藤雄大氏(元・黒澤組、岡本喜八組)の挨拶を持って試写開始。


ストーリーは〜〜、


セシウムの雨が降る都市東京・阿佐ヶ谷に住む17歳のミミちゃん。ペットの九官鳥に逃げられ衰弱しつつあるおばあちゃんを助けるため、九官鳥を探して町をさまよう。


そこで出会ったちょっとくたびれたオッサンたちの正体は日本古来の土俗神たちだった。そして彼らとともに九官鳥を探しにおばあちゃんが青春を過ごした戦前の「阿佐ヶ谷文士村」へ時空を超えた旅に出る・・というファンタジー


とりあえずトレーラーをご覧ください。



今日の試写会場の「ユジク」は才谷監督が運営するアニメ学校&工房の映写室(でもある)。その関係でトレーラーをご覧のとおり、本編にも各種アニメーションが多用されていて、作品をよりファンタジックなものとしている。


いくつかの細かいご馳走もある。


ミミちゃんと神様たちの「作戦会議」は中央線に実在のお店で開かれる。その一つとして国分寺の「ほんやら洞」も登場。店主の中山ラビさんも本人役で出演。


タイムトリップする戦前の浅草で出会うハゲ親父はマンガ家の勝川克志さん。


そして神様の一人「田の神」は山谷初男さん。最初に述べた40年前のNHKの「黄色い涙」で貧乏な若者たちをひたすら優しく包む、まるで神様のような喫茶店「ポエム」(かつて阿佐ヶ谷に実在)のマスターを演じた。


さらにいうと山谷さんのニックネームは「はっぽん」。わが国立・旭通りの老舗ライブハウス「はっぽん」の創業者だ。そしてこの映画には山谷さん(田の神)が国立名所の田園地帯「矢川のおんだし」に立つシーンもある。「矢川のおんだし」と口に出して言ってもいる。国立関連映画と言えないこともない。


そういう細かいところでの楽しみもあった。


ナレーションがいい。聞き覚えがあるなぁと思っていたら原マスミさんだった。元「たま」知久寿焼さんのエンディングテーマ曲もいい。


公開は来月4/25。ここ阿佐ヶ谷・ユジクでロードショーの予定。


詳細は映画の公式サイトにて。←クリック!!


終映後は、さっきスクリーンの中で黒メガネにステッキ、夏背広の北原白秋が歩いていた道を通って帰った。


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