昨晩の日記の「スぺイン坂・BABYTALK」で、僕が店に入ったらすぐ満員になったことを書いた。その理由として、
「BABYTALKに行く前にちょっと千客万来のイニシエーションをしてきた」
と書いた。
お恥ずかしい。もってまわって言い方をしたね。
なんのことはない、渋谷・公園通りに3月3日開店した「牛たんの仙台四郎」に行って来たのだ。で、「福の神、腹に納めて千客万来」ということ。それが「千客万来のイニシエーション」だ。
いうまでもないが牛たんは仙台が本場。この「牛たんの仙台四郎」も本店は仙台の青葉通りにあると言う。
で、この渋谷のお店はカウンター7席にテーブル26と言う規模。名前からすると「民芸酒場風」かと思ってしまうが、ビビッドな色使いが印象的ななかなかおしゃれな店だ。
僕は「牛たん重定食」(1100円)をペロリとたいらげ、つづいて「牛たんチャーハン」をペロリとたいらげた。まるで取調室のふてぶてしい確信犯のような食べっぷりだ。うん、なかなかおいしかった。
仙台四郎さんについては、先月20日の日記に詳しく書いた。 明治期の仙台に実在した福の神だ。
僕がなぜこの店を知ったかと言うと、 の常連さん、「戦う外資系OL」ことメレさんに写メールで教えてもらったのだ。
ありがたい、持つべきもの勘の冴えたメル友である。
メレさんについてはホームページ外資系OLブルースをお読みください。
メレさんの日記にはオジサンである僕も凄く共感できる。
で、仙台四郎である。僕が仙台四郎さんに惹かれているのは書いたとおりである。
あと、招き猫も好き。好きだからこのようなものを発見してしまう。
あまりに見事な招き猫なので、芸人さんの江戸家まねき猫さんにご注進したら、
「蕃茄山人さんは縁起ものがお好きなんですね」
と自分でも気づいていないことにを教えていただいた。
確かにそうだ、僕のお気に入りのキャップは通天閣で買ったビリケンさんのキャップだ。
「牛たんの仙台四郎」は公園通りをまっすぐ行って東武ホテルも通り越した「渋谷ホームズ」の地下一階。地下一階といっても暗渠だから通りからでもよく見える。
隣が「はなまるうどん」でその隣が「ステーキ・フォルクス」。さっぱり行きたい人は「はなまる」行くし、コッテリ行きたい人は「フォルクス」行くから結構、厳しい戦いかもしれないが、福の神「仙台四郎」の金看板背負った店が繁盛しなかったらちょっと困ってしまうのだ、マニアとしては。ぜひがんばっていただきたい。