立川夏祭り

banka-an2007-08-25


昨日に続き、諏訪の話である。ってことはないが・・・。

夕方から次男・三吉(仮名・小5)を連れて立川へ。今日は立川夏祭りなのだ。立川夏祭りは立川の氏神様「お諏訪さん」の大祭とあわせての立川の南口エリア一体のお祭りだ。明日が大祭で今日は宵宮(宵宮って響き、色っぽいね。)

「立川 風の盆」も舞われるし、民踊の大パレードもある。チャグチャグ馬ッコも予定されていたが、馬インフルエンザで中止となった。もちろん神輿や山車や獅子舞も出る。あわせてJRAのウィンズの祭りもあるし、町内会の祭りも便乗、というか合体している。つまりいくつもの大小の祭りが融合した一大カーニバルなのだ。

まず、ウィンズのお祭りでフランクフルトと綿菓子とポップコーンで腹ごしらえして、錦町町内会のお祭りでクジを引く。

それからお諏訪さんに移動。ヤキソバを食べてジャガバターを食べる。熱さに驚いて一カケラのイモを落としてしまったら、「35円分くらい落としたぞ、とうちゃん」と三吉に批判された。

おばけ屋敷にも入った。三吉は初めて。意外に思われるかもしれないが、多分、僕も初めて。いえ、遊園地のはありますよ。でもお祭りのは初めて。

お化け屋敷では「恐怖とお笑い」という呼び込み通りだった。まずは真っ暗なので足元がおぼつかなく、転びそうで恐怖。

そしてこのお化け屋敷は最後の最後で白装束の幽霊が二人、奇声を発しながら飛び出してきてお客を驚かすと言うのがメインの仕掛だったようなのだが、よりによって僕らのときに「出トチリ」しやがって、通り過ぎた後の誰もいないところに「ウォー!!」と飛び出していったのだ。思わず失笑。

呼び込みの小父さんは「おばけの本場、大阪からやってまいりました」と言っていたが、大阪がお化けの本場だとは知らなかった。

お諏訪さんから駅までの商店も店先に模擬店を出している。お肉屋さんの焼き鳥の屋台には長蛇の列。八百屋さんの冷やしトマト、美味そう。居酒屋の模擬店で生ビールを飲む。お祭りのとき紙コップで飲む生ビールというのはどうしてかくも美味いのだろうか。

漢方調剤薬局も何か店を出している。「健康黒酢」のスタンドだった。客はいない。可哀相なので一杯いただいた。僕が飲んでいると老夫婦とカップルが続いた。

かき氷を食べたいと三吉が言うので見回すと、だいぶ離れたところにあるイタリアンが、かき氷の出店を出している。場所が悪いのか客がいない。三吉と僕が行くと久々の客だったのかニコニコ顔で大盛りサービスしてくれた。そして振り向くと親子連れとカップルが並んでいた。

前にも書いたかもしれないけど、僕は福の神体質で、僕がお店に入るとそのあと続々とお客が入ることがよくある。福の神というか招き猫というか座敷わらしというかどんど晴れというか・・・・。

それにしてもよく食べた。カロリー過多だけど面白かった。高円寺阿波踊りみたいにメジャーじゃないから、なんか手作りでゆったり楽しめるんだろうね。ゆったり楽しめるのでつい長居してしまい、食べ過ぎる。でもいいお祭りでした。