第19回「くにたちすたじお寄席 」(くにたち市民芸術小ホール)


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午後、くにたち市民芸術小ホールへ。久々の「くにたちすたじお寄席 」。立川志らく一門の若手の勉強会だ。すっかり地元に定着し、まるで子や孫の成長を楽しむような雰囲気も生まれつつある。


毎回のゲストもお楽しみの一つ。本日のゲストは立川流の重鎮・立川談四楼師匠。



ちょっと早めに行って楽屋にご挨拶。


事務所社長の松岡さんは談志家元の実弟。もごもごと遅ればせのお悔やみを述べると、逆に僕の体調を気遣ってくださった。思わず甘えて「いやはや低空飛行で」なんぞと愚痴ったら「その低空飛行って言うのがいいんです。ある程度の年齢になったら低空飛行で行きましょうよ」とニッコリ。ああ、なんてありがたい。


開場後しばらくしてから談四楼師匠にご挨拶。先月乗船された豪華客船のお話を伺った。いやお客としてではない。船内のアトラクションとして数日間乗船し、数回の口演をされたという。自称「落語もできる小説家」である。きっとこのエピソードのことはそのうちどこかに書かれると思うので詳しくはそちらで。


開演。ステージに勢ぞろいした面々から、立川らく八、立川らく太、立川らく兵の3名のこの春での二つ目昇進決定が報告された。これで五人衆が全員が二つ目になった。めでたい。


らく八さん、立川らく太さんはこれを機に改名する。らく八改め立川志奄、らく太改め立川志獅丸。


「志獅丸」という変った名前についてらく太さんは「獅子のような志で、かといって角張らずに丸く・・・」みたいな事を説明していたが・・・・。


ハットリくんの「しし丸」に似ているからであることは明白だろう。



開口一番は、らく兵さんで「山号寺号」、続いてらく太さん「親子酒」、らく次さん「転宅」。らく次さんのこういう色気のある噺、いいなぁ。


中トリにゲストの談四楼師匠で「三年目」。


中入り後は五人衆+談四楼師匠のトーク。談志家元のエピーソード満載。


談志家元は昔、弟子に「寸志」という名をつけいろいろなところに同道しては「寸志を持ってきました」と言っていた。「寸志= 金一封」の洒落である。永六輔さんの昔々の名著「芸人その世界」にも紹介されている。この前座こそ若き日の談四楼師匠だ。


そしてサービス精神旺盛な師匠、家元のお供で行った文壇バーでの山口瞳先生のエピソードも話してくれた。


続いてらく八さんで「不精床」、トリは志らべさんで「湯屋番」。



ああ、面白かった。次回は7月8日(日)で、ゲストはなんと志らく師匠。これは楽しみ。チケット売り出されたらすぐ買おう。都内からもお客が来るからすぐ売り切れちゃうかも。広報紙「オアシス」をしっかりチェックしよう。


立川らく八さん、立川らく太さん、立川らく兵さん、昇進決定おめでとうございます。<今日の一句>


春の日の 報せ嬉しき 出世魚

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