鶴澤寛也リサイタル第9回はなやぐらの会『近頃河原の達引〜堀川猿廻しの段〜』(紀尾井小ホール)

人気ブログランキングへの応援お願いします。1日1クリックだけが毎日更新の源です。
人気ブログランキングへ

過去ログのうち美術館・画廊レビュー関連の話題は こちらをクリックしてご覧ください。

「2011年に行った50数件の美術系イベント」のまとめについては こちらをクリックしてご覧ください。

−−−−−−−−−−−−−−−−

そう、昨日は花見に行ったのではない。旧知の女流義太夫三味線奏者・鶴澤寛也リサイタル第9回はなやぐらの会を聞きに、邦楽の殿堂・紀尾井小ホールに行ったのだ。



花見の土堤のいきどまりにそのホールはある。「はなやぐらの会」は鶴澤寛也さんが人間国宝・竹本駒之助師匠の胸を借りての年一リサイタル。今年はその第9回。吉野山の絶景ポイント「花矢倉」と「華やぐ子ら」をかけての命名


今回の演目は『近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)〜堀川猿廻しの段』。お俊のくどきの「そりゃ聞こえませぬ伝兵衛(でんべえ)さん」はあまりに有名。僕も今まで何回、会社でこのせりふを言った事か・・・・。はい、ゼロ回です。


つまり「納得できない」の意。それにしても面白いなぁ、心地よいなあ、義太夫


今回のトークゲストは俳優の篠井英介さん。色っぽいなぁ。話も面白い。


ロビーでは林静一画伯の奥様にお会いした。僕の「復活」をずいぶん喜んでくださった。車椅子のヨレヨレにやつれきった時にお会いして以来だからなおさら。前日、杉作さんT副編にお話した僕の野望計画についてお話しする。


翻訳家の金原瑞人さんとも2年ぶりくらい。学部長の任期が終わりほっとした表情。また遊びましょうと。それならと僕の野望計画についてお話しする。


ロビーから迎賓館方向を見下ろした絶景。




終演後は寛也さんがお見送り。愛娘のさやかちゃん(仮名)と並んで。きれいになったなあ、さやかちゃん。寛也さんがきりりと桔梗ならさやかちゃんは華やかなダリア。


なにしろ赤ちゃんのときから知ってるからね。そして僕の体のことを気遣ってくれる。「お元気になられてよかったです」と家族にもかけてもらえないやさしい言葉をいただき感激。そうか、「友人の令嬢」というのはこんな感覚なのか。と明治の文豪な気分。今度会った時は「おじさま」と呼んで下さい(って、どういうプレイだよ!?)



「坂崎先生、さっき一足先に降りられたわよ」と寛也さん。


しまった、お会いしたかったのに。ダッシュして(セルフイメージ)閉まりかけたエレベータにするりと乗り込む(セルフイメージ)。追いつけるか!?


果たして随筆家の坂崎重盛さんは入口付近で虫の写真を撮っておられた。連れ立って四谷駅まで「そりゃ聞こえませぬ」なんぞ言いながらぶらぶら帰った。坂崎さんにも僕の野望計画についてお話しする。もう野望の大安売り。きっと「そりゃ聞こえませぬ」と言いたかったと思うのだけど、ニコニコと聞いてくださった。大人だなぁ。<今日の一句>


令嬢の 華やぐ春や 紀尾井町


・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・

ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話はメールで。


人気ブログランキング参加中。ぜひ1日1クリックください!!
人気ブログランキングへ


蕃茄山人はなぜステッキを持っているのか・・・・。

リハビリ道楽←クリック!! 日本一役に立たない闘病記「リハビリ道楽」。



国立で楽しい俳画展。「春夏秋冬展」は5月3日から

春夏秋冬展 ←クリック