中国

瀋陽、右往左往(1) VIVA! 中国南方航空

・・・・5月2日の日記(1)・・・・ そういうわけで乗り込んだ中国南方航空628便である。名前の通り中国の航空会社。サービスは極めてシンプル。機内食もシンプル。でも中国ビールは嬉しいね。映画は「ヒーローズ」が上映されていたようだが、イヤホンが…

瀋陽、右往左往(0)  白い街・ナリタを出て

・・・・・5月2日の旅日記 (序)・・・・・GWの真っ最中ゆえ大混雑を予想していた成田空港は、思いのほか閑散としていた。人が少ないので白い照明がことさらに眩しい。 新型インフルエンザを警戒して一応マスクをする。使い捨てながら一枚350円の高級品…

愛新覚羅王女の悲劇 川島芳子の謎

そんなわけで最近読んだのがこの本。太田尚樹著『愛新覚羅王女の悲劇 川島芳子の謎』(講談社・1995円)評伝でもない、かといって小説でもない「ドキュメント・ノベル」というスタイル。作者の自由な想像力が羽ばたいている。うん、こういうスタイルも読…

またしても「川島芳子生存説」

そのおじいちゃんの一件のせいでなんだか気疲れしてしまい、午後は寝たり起きたりだった(軟弱)。1時からは「なんでも鑑定団」を半分眠りながら見て、2時からは「ドキュメンタリ宣言」の特別版。この4月にやっていた「川島芳子生存説」の続きをやってい…

川島芳子は生きていた?

というようなわけで、いつも川島芳子のことを熱く語る僕なのだが(いや、いつもってことはないな)、発信していると受信もある。わざわざ12月6日の読売新聞の切抜きをくれた人がいた。要は、「旧日本軍のスパイとして1948年に北京で処刑された川島芳子に…

昨晩は21時からテレビで「男装の麗人 〜川島良子の生涯」を鑑賞。原作は村松友視著『男装の麗人』なかなか面白かった。全編通して語られていたのは、芳子の「孤独」だった。 満洲マニアの僕は川島芳子に関するものは大抵みる。本でもドラマでも。今回の村松…

入管で連行される 〜北京管見②〜

・・・・・旅の初日(3月20日)・・・・・ 空の旅は「(ダイエットしたおかげで)広いシートのエコノミー席」で快適だったがその次がいけなかった。 北京空港の入国審査で引っかかってしまったのだ。 それはそうだ面相が違うもの。パスポートの写真は115キ…

黄砂舞う北京へ行ってきます。

今日より4日間、当ブログの更新がほぼ開店休業状態になります。これから北京への小旅行へといって来ます。3回目20年ぶりの北京。長男・虎太郎(仮名・高3)との卒業&入学記念の2人旅。高校に入った時は広東&香港、中学に入る時はソウル、小学校に入る時は…

 「蟻の兵隊」ふたたび

「蟻の兵隊」という映画がある。山西省残留日本兵の問題をテーマにしたドキュメンタリー映画だ。去年、単館ロードショーで公開され異例のロングランとなり、その後も各地で自主上映会が開かれている。 僕も去年の公開時に見て、とても感動した一人だ。 そし…

春は曙 広東の春⑫

香港に着いて一番最初にした買い物がこれ。ホテル近くのセブンイレブンで。小腹がすいたので魚肉ソーセージ。通称ギョニソー。大好物。そのなかでもこれは「チリ&ガーリックソーセージ」。珍しい。美味しい。ビールやウイスキーに合いそう。軽く炙っても美…

春は曙 広東の春⑪ 

同僚の中山君へのお土産。「中山特産・杏仁餅」。つまりアーモンドクッキーね。ホテル近くの油麻地のスーパーにて採取。粉っぽくて油っぽい。でも旨い。直径4センチだけど一個でおなか一杯になる。☆★☆★☆★ 蕃ちゃんの一口メモ ☆★☆★☆★ 「中山」とは「中山市(…

春は曙 広東の春〈10〉 

広州市民憩いの場所・越秀公園にて。「地獄の黙示録」に出てきそうな河(本当は池)を発見。せっかくだから右端にウィラード・蕃茄大尉を浮かべてみた。なんか亜熱帯に来ていることを実感させられる風景だ。まあ、この越秀公園は漢代の南越王趙佗ゆかりの地…

 春は曙 広東の春⑨  

香港からの帰り、空港で不思議な看板が目に飛び込んできた。「老婆餅」僕と長男・虎太郎(仮名・中三、改め高1)は顔を見あわすと同時に言った。「おばあちゃんへのお土産にしよう」 うけとったおばあちゃん、つまり僕の母は「あらまあ、どうもありがとう・…

 春は曙 広東の春⑧ 「今週の造反有理 」

今、中国全土に「愛国無罪」の嵐が吹き荒れている。その一週間前に香港島はロ摩ロ羅上街(キャットストリート)で見つけた「今週の造反有理」。「どこ置く気?」長男・虎太郎(仮名・中三、改め高1)が正気に還してくれなければ買って帰る所だった(ちょっ…

 春は曙 広東の春 「○○〇○○ 」 しなけれゃ意味が無い?

どうする!? デューク・エリントン!! (中国・広州市の地下鉄車内にて)

 春は曙 広東の春「フオヘマルニ 」

意味不明。広州市の繁華街「上下路」にて。「フォーマル」か? だが「いきよく」はやっぱりわからず。この写真を撮った直後、僕は原因不明の大鼻血を出し、広州市の路上を真っ赤に染めた。虎太郎(仮名・中三、改め高1)は、「この町からたった一人で日本に…

 春は曙 広東の春 「勿高声喧騒 」

広東の地下鉄に乗っていて面白かったのが地下鉄のマナー啓発のポスター。煙草を吸うな、落書きするな、動物を乗せるな、あたりは日本と共通なんだけど細かいところでやっぱり違う。日本にあって彼の地にないのが「車内暴力」のこと。やたらイライラギスギス…

 春は曙 広東の春「いい加減な人、万歳!」

旅行の最終の夜のこと。のこと。せっかく香港に来たからには名物の客家料理(漢民族系の少数部族〝客家=ハッカ〟の独特な料理)を食べたい。特に鶏の丸蒸し。ちょっと疲れたので、できればホテルの近くで。そしてもうひとつの課題。次の朝は、飛行機の関係で…

 春は曙 広東の春 「故あって大人買い」

3月30日の日記にも書いたが、行きはスーツケースがガラガラだった。約半分がスカスカだった。ところが帰りはパンパン。それどころか、予備のパラシュート布のボストンバッグを使うぐらい。何でそんなに荷物を増やしたかというと、もちろん買い物だ。 話は…

 春は曙 広東の春 「これぞ、中華三昧」

長男・虎太郎(仮名・中三、改め高1)との二人旅。香港・広東4日間。お互い計画性がないのでちゃんとしたプランは立ててなかったのだが、約束していたことが一つだけある。それは、「三泊四日中華三昧」つまり、三泊四日の間、中国料理以外食べないという…

 春は曙 広東の春 

ただいま帰りました。長男・虎太郎(仮名・中三、改め高1)との二人旅。香港・広東4日間だ。往きの機内で川島雄三の「幕末太陽伝」を見る。面白かったなぁ。いまから香港に行くというのに頭の中が、すっかり江戸モードになってしまった。英語人向けの機内…

 今、成田

今、成田の出発ロビーにいる。さて、着いたら何を食べよう。ところで、香港ではサンドウィッチを〔三文治〕と表記するそうだ。そう聞いて、頭に〔桂〕とか〔柳家〕とか着けたくなるのは僕だけではあるまい。

 虎太郎と・・・

日からちょっと東京を離れる。ほんの4日間。長男・虎太郎(仮名・中三)との二人旅だ。我が家では進学の節目に僕と二人旅をするのが恒例になっている。普段の不義理の挽回である。虎太郎が小学校に入る時は上海。長女・花子(仮名・小五)が小学校に入る時は大…

南京路の休日

「,はい、じゃ、後よろしいね。4月2日の朝!0時に、当社の別のガイドが迎えに来ますから、またこの場所に来て下さいね。では、よいご旅行を!」中国青年旅行社の宋鵬勝さんが、ニコニコと手を振って退場した。高層建築ラッシュの上海。そのメインストリートの…

流転の王妃・最後の皇弟

この週末をずっと楽しみにしていた。テレビ朝日のドラマ「流転の王妃・最後の皇弟」である。前後篇二夜連続で昨日は第一回。今晩、これからが第二回。 常盤貴子嬢のおひい様ぶりや台詞回しに注文が無いではない。あと原作にないエピソードやキャラクターがち…

煮玉子

煮玉子をいただいた。 宿痾の腰痛を治してくれたA鍼灸院の奥さん、つまり次男・三吉(仮名・小1)の同級生・サクラちゃん(仮名・小1)のお母さんからいただいた。 本場モノである。 なにが本場モノかというと、A夫人は北京近郊の出身、お母さんからならった…