2010-01-01から1年間の記事一覧

梗塞日記〈12〉「強情灸」への道

応援ありがとうございます。今、日本で一番役に立たない闘病記「梗塞日記」、ぜひ各方面にてご喧伝ください。 入浴した。ただの入浴ではない、「リハビリ入浴」である。社会復帰したあと例えば一人暮らしのマンションのユニットバスに安全に入浴するためのプ…

梗塞日記〈11〉病院の仕掛人

今、日本で一番役に立たない闘病記「梗塞日記」、ぜひ各方面にてご喧伝ください。 さて、気分転換に髪を切った。理髪店に外出したわけではない。病院専門の回り髪結いさんを呼んだのだ。理容師さんじゃなくて美容師さん。病床にあってもいつも以上のお洒落ご…

梗塞日記〈10〉私はコレで。

ニューギニアの野戦病院に置いてきた感もあった左手だが、リハビリの甲斐あってか、徐々に機能が戻ってきている。 右手でやることを左手でも同時にやってみるトレーニングで、できることが増えてきたのだ。 ぐー、ちょき、パー、どれもできる。 グー。これで…

梗塞日記〈9〉転院

半死半生で担ぎ込まれて以来、三週間お世話になった、まるで深作欣二プロデュースのような名前の「侠仁会」病院(仮名)さんから、本日転院。「月月火水木金金病院」(仮名)という、ぜひ頭に「海軍」とつけたいリハビリ専門病院に転院した。 これまでの人生、ほ…

梗塞日記〈8〉ゲゲゲとてっぱん

健康のために始めた「ゲゲゲ・ウォーキング」(ゲをワンセグでみながら一駅分歩く)であるが、その最後の日が倒れた日だった。健康によかったかどうかはわならない。 ゲゲゲのクライマックスは病院のテレビで見た。どうやつて終わったかよく覚えていない。ただ…

梗塞日記〈7〉承前、トズちゃんへの手紙

トズちゃんへ蕃茄の妻です。夫は自分の状態がよくわかっていないようなので、かわりまして返信します。私も医学的知識はどっこいどっこいどっこいですが、少なくとも主治医の先生とは話をしましたので・・・。 梗塞がおきたのは小脳です。脳幹に近く、浮腫がどの…

梗塞日記〈6〉トズちゃんへの手紙

近々リハビリ専門病院に転院予定です(とりあえずの生命の危機は脱したようです)。僕も、僕自身よりツレが心配です。色々知恵をお授けください。蕃茄

梗塞日記〈5〉賽の河原

リハビリでお手玉。ィンストラクターが床にぶちまけたお手玉たちを利かない左手で一つ一つ拾い上げる。ようやくバスケット一杯回収日したところで、またィンストラクターがぶちまける。またいちからやりなぉし。まるで賽の河原の風景である。 大きなちがいは…

脳塞日記〈4〉 マックのフライ

みなさん、たくさんの暖かいコメントをありがとう。発作以来、視力が急激に落ちて勘でうっているので、各種入力が思うに任せずごめんなさい。ちゃんと感謝して読んでます。ありがとう。 今日は入浴した。僕のような寝たきりの大男をどうやつて入浴しさせるか…

梗塞日記〈3〉アンプラグドな夜

〉ウッチャン先輩 バソコンのメールは当分使えません。ご迷惑をおかけします。 小魚ちゃんにも叱られてしまったが、なるほどみなさんにおうえんしていだいているのに「黄泉の国」とは不見識だったね。反省。三途の川も重量制限で渡航不能でしょう(五島空港で…

梗塞日記〈2〉

倒れた翌日は土佐の長宗我部家の当主・友親氏のトークショーにもうしこんでいた。当然ぃけない。ツレからキャンセルの電話をいれてもった。 「蕃茄、倒れる!」 の報は長宗我部氏の盟友・嵐山光三郎氏を通じて猫魚氏、小魚ちやんにわたり、その日のうちにお…

梗塞日記〈1〉

入院して五日間は飲まず食わずだった。 脳障害のリスクに誤嚥下がある。食道にはいるべきが気管に入ってしまう事故。高齢者の死因の上位にかぞえられる。 栄養は点滴でとる。不思議と腹も減らんし、喉もかわかない。二日目から三日間は鼻から栄養を入れた。…

経過報告 脳梗塞

職場からの帰途、ジェィアール国分寺駅で昏倒。 ただちに緊急搬送。そして診断結果な「脳こぅそく」でした。

遠藤芳男編著『改訂 卒業 ―高校生に詩を書かせた先生―』(駒草出版)

今、遠藤芳男編著『改訂 卒業 ―高校生に詩を書かせた先生―』と言う本を読んでいる。古くは70年代の半ば、新しくは2008年の定時制の高校生たちの詩を集めた本である。 編著者・遠藤芳男はこの春、卒業した。三十有余年に及ぶ教員生活を、少なくないであ…

「【「チャーズ」について】 中国革命戦をくぐり抜けた日本人少女」

2週連続で「芸術小ホール」へ。今日は落語じゃなくて、平和都市宣言10周年記念事業 「戦争体験を聞くつどい12」。演題は「【「チャーズ」について】 中国革命戦をくぐり抜けた日本人少女」。地元で国立の市民と市(市民協働推進課) が協働で実施している平…

せきや百周年記念「卒寿展」

話題のイベントの第2弾がまもなく開催される。国立をこよなく愛した故・山口瞳氏の旅仲間としても知られる「ドスト氏」こと関頑亭さんと、関栄一さん(竹葉)さん。このオーバー・ナインティ・ブラザース企画の美術展だ。 それが「卒寿展」。 彫刻家である頑…

高田馬場「サニーサイド」で亜樹山ロミを聴く

と、10歳年上のジャーナリストの鉄人ぶりに驚き、「酒の無い国に行きたい」と慨嘆した僕であったが、その晩には呑みに行ってしまうところが愛おしいね。 いや、目的は酒ではないのだが。 仲良しのジャズシンガー・亜樹山ロミさんからライブのお知らせをい…

鉄人

そういうわけで昨晩は沈没だった。5人で飲んだ。一次会は中華料理店で紹興酒。僕は紹興酒を飲んで無事だったことがまずない。うまい紹興酒ならなおさらだ。 二次会はラウンジでバーボン。ワイルド・ターキー。うまいバーボンはロックかストレートで飲みたい…

沈没

今夜は久々の泥酔にて沈没。また明日。

梨園の貴公子と、妻の陰徳について

昨日のことである。「くにたちスタジオ寄席」に行く前のこと。朝寝坊をして遅く起き、テレビを見ながら「何か忘れていたような・・・・」と考えたら思い出した。 「梨園の貴公子のことを忘れてた!!」 この場合の「梨園」は、「りえん」ではなく「なしえん」と…

「第14回くにたちスタジオ寄席」

今日は楽しみにしていた「第14回くにたちスタジオ寄席」の当日。立川志らく一門の会で「国立から真打を」が合言葉。出演は、立川らく次、立川志らべ、立川らく八、立川らく太、立川らく兵の五人衆。14回目となって完全に定着し、またそれぞれのキャラも確…

井形倶楽部ライブ企画 Vol.1「バルバラの奇跡」

夕方から富士見台のKFまちかどホールへ。 井形倶楽部ライブ企画 Vol.1「バルバラの奇跡」へ。国立を中心に活躍するシンガーソングライターの井形大作さんプロデュースのコンサート・イベントで、出演は井形大作(Vo.G)、高橋亘(Bass)、Off-G(Perc)、宮瀧順子…

秋の初めの「野だいこ」

暑い。隣家の看板娘のノウゼンカズラ子ちゃんも9月に入ってなお元気である。 つぼみもある。 こう暑いと・・・。 昨晩のことだが、11時を過ぎてからふとビールを飲みたくなった。 まあ、いくら飲みたくなったからと言って夜中の11時過ぎにコンビニにビール…

夏の終わりの五十肩

しかし毎日暑いですな。ゲゲゲウォーキングをしながら朝から溶けそうですよ。戌井さんの友情に、汗と涙が交じり合うね。 それはそうと以前にさんざん愚痴っていた左肩の五十肩だけど、不思議なものだね、いつの間に治っていたよ。ホント、いつの間に。いつ治…

キリ番

アクセス「123,456」を踏んだ方にプレゼントキャンペーンには応募が無かった。残念。 気がつきにくいかな、カウンターが。左のずっと下のほうです。 今、124716 だから、次は130,000。そのつぎは131,313だね。一ヶ月1万アクセス…

夏の終わりのラプソディ

仕事から帰ってきたら、家の中が臭い。鼻にツンとくる匂い。 果たして長女・花子(仮名・高2)が髪を黒く染め戻していた。ああ、今日で夏休みも終わりなんだね。 パッケージをみると「黒髪戻し」と大書している。 「黒髪戻し」・・・・・。まるで、 〔A〕「白線流…

夏の浪速の芸尽くし(17・最終回) なんばグランド花月

〔8月9日の日記 その2・最終回〕吉本新喜劇の人気座長・小籔千豊実家詣でで勢いをつけていった先は南海本線の終着駅は始発駅「なんば」から8分のNGK。なんばグランド花月である。 うーむ微妙な時間だ。食事をするほどの時間は無いが、開場時間にはち…

夏の浪速の芸尽くし(16) 千日前のメインディッシュ〜小籔詣で

〔8月9日の日記 その1〕早いもので、今回の旅行の最終日である。もう東京に帰る。朝食は今朝も「パリーネ」のパン。義妹のママチャリを借りてひとっ走り。ちょっとチェーンがギコギコ言う。 「ゲ」を観ながらの朝食が終わったら着替えて、荷造り。段ボー…

夏の浪速の浪速の芸尽くし(15) 阪堺線車内の「聖性」について。カリン・マツコそしてディバイン

〔8月8日の日記 その8〕阿倍野からはチンチン電車の阪堺線で帰った。ちなみに阿倍野の電停は幅3尺も無くって、その脇を車がビュンビュン行くから怖い怖い。 やっと乗った電車の奥から眩い光が見えた。聖なる光。電車の奥に凄く印象的な人がいたのだ。ゴ…

告知「第14回くにたちスタジオ寄席」

もうすぐ、アクセス数が記念すべき(?)、「123456」。一両日中かな。踏んだ方はぜひご連絡ください。当選記念プレゼントとして、花子画伯直筆の「夏の終わりの団扇」をプレゼント。秋、七輪でサンマを焼くときにでもお使いください。 さて数日前、職場…